耐震から免震へ。
軽量で難しかった戸建住宅の免震が可能になりました。
地震大国日本で「安全」「快適」を求めるための、無方向性・ボールベアリングを活かした戸建住宅免震システム。
建物に伝わる地震のエネルギーを大幅に低減し、建物の倒壊はもちろん、破損や転倒による事故を防ぎ、地震の恐怖をやわらげる効果もあります。
「壊れない家」から「揺れない家」へ。
通常の戸建住宅
地盤の揺れは増幅されて上に伝わります。
地盤の揺れは増幅されて上に伝わります。
免震住宅
免震装置が揺れを受け流し、建物は水平方向にゆっくり揺れます。
地盤の揺れは、ほとんど伝わりません。
免震装置が揺れを受け流し、建物は水平方向にゆっくり揺れます。
地盤の揺れは、ほとんど伝わりません。
全方向免震のボールベアリング方式
ボールベアリング方式は非共振、無方向性、完全復帰など、数々の優れた特徴をそなえています。ボールによる点支持ですから、360度全ての方向に素早く反応し、特定の固有振動数を持たないので、どのような地震動にも共振しません。また受皿をすり鉢状に傾斜させてありますから、地震収束後は完全に元の位置に戻ります。このようにボールベアリングと受皿によるシンプルな原理で優れた免震効果を発揮します。
建築構造は不問、自由設計が可能なうえ、優れた効果と耐久性を発揮します。
木造、鉄骨、軽量コンクリートなど、建物の種類は問いません。建物荷重や形状、柱位置などによって装置のサイズや設置位置、設置数を変えていくので、耐震要素を減らした自由な建築設計が可能です。一般の住宅建築との大きな違いは基礎と床梁との間に免震装置が設置されていることだけですので、施工は従来通りの要領で行えます。
風などで、動くことはありません。
少々の風で建物が動くことはありません。台風や春一番などの強風に対してはオイルダンパの油圧ロック機構が働いて建物を固定します。 当システムは銀行やオフィスなどに10年を越す実績があり、優れた効果と耐久性を発揮しています。
風の揺れに対して建物をロックするダンパ機構