今回のお施主様は、豊富な知識と経験を持つ建築関係の仕事に従事されるGさん。「地震災害に強い家を」とのご要望で、数ある住宅会社を精査された末、防災システムへの取り組みを評価してくださり、弊社を選択いただきました。
低重心設計の上に、特殊粘弾性ゴムで揺れを吸収するTRCダンパー制震システムを搭載、耐震パネルを設置した高耐震構造(耐震等級3相当)。また太陽光パネル+蓄電池で震災後のライフラインも確保したかねと独自の防災設計。もちろん防災住宅というハード面だけでなく、薪暖炉のあるリビングや、木の温もり感溢れる吹き抜けスペース、お母様から息子さんまで三世代が暮らすための細かな気づかいなど、ご主人自ら設計したこだわり満載の一棟です。
建築のプロの思いと、かねとの技術の融合をぜひご覧ください。
煙突を備えた薪ストーブとタイルを壁に配した暖炉風のスペースが印象的なリビング。
玄関を入って左側がこのLDK、右側がお母様の居室。将来を考えスロープも設置しました。
冬はストーブの炎が揺れる空間でゆったり過ごせることでしょう。
今回の家の重要な設計ポイントは、耐震重視のために平屋という選択肢も考慮した施主様のご要望を取り入れた低重心の2階建て。耐震性に優れている一方でスペースの制限を感じさせない、開放感ある吹き抜けは、2箇所のトップライトが明るさも確保。2F部屋の息子さんとの繋がり空間でもあります。
木肌が独特の温か味を醸し出す息子さんのプライベートルームは、ログ風の雰囲気に勾配天井が遊び感覚を刺激。勉強も趣味も新鮮な気分で熱中できそう。2Fには他にもシャワールームを備えたゲストルームも完備。
今回の設計ポイントの一つ、「明るい家」がここにも。
1F夫婦寝室は、窓を多くして採光に気を配ったことで、北向きにもかかわらずこの明るさ!
煙突と採光のためのたくさんの窓が印象的。そして今回の目玉の一つ、パナソニック太陽光パネル。独自の単結晶系ハイブリッド構造で発電ロスを大幅低減し、より多くの太陽光を取り込み、出力をアップしました。同じパナソニックの蓄電池とのコンビネーションで通常時でも生活に必要な電気を安定供給するのはもちろん、災害時の停電にも数日間電源を確保する安心システム!かねと防災住宅の要です。
名前 | G邸 |
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建築場所 | 富士市中里 |
用途地域 | 第一種住居専用地域 |
防火指定 | 指定なし |
敷地面積 | 423.28 |
建築面積 | 133.99 |
1階床面積 | 123.38㎡(37.32坪) |
2階床面積 | 88.37㎡(26.73坪) |
延床面積 | 211.75㎡(64.05坪) |
ポーチ面積 | 5.80㎡(1.75坪) |
バルコニー面積 | 7.73㎡(2.34坪) |
用途 | 1戸建て住宅 |
工事種別 | 新築工事 |
構造 | 木造瓦葺2階建 |